実家の問題

近年、空き家問題が大きく話題となり、深刻化してきている問題を知っておきましょう。

空き家対策を考えておこう

最近、「空き家」にまつわる問題が深刻化してきており、これはアパートやマンションを経営している大家さんだけではなく、実家を持っている多くの人々にも関わってきています。

都心に上京し、働き、そこで家を持ち、住み続けるといいう家庭が増えている中で、その人々にも田舎には親の住んでいる実家というものがあるかと思います。

定年後には田舎に引っ越して暮らそうという考えもあるとは思いますが、その多くは自分で建てた都心の家で一生を終えるということになるでしょう。 f:id:okatazukenet:20171228131517j:plain そんなこともあり、現在は親は元気で実家に暮らしているのであれば問題ありませんが、いつまでも親が元気で過ごしていることはありません。親が亡くなった後、その実家をどうするのか、今のうちから考えておくべきです。

将来的に、自分が戻るというような計画があれば、それで問題はありませんが、もし誰も住まなくなった実家になるようであれば、その家をどう活用するのか?はたまた処分するのか?

いまのうちから、親御さんと話し合いをしておいたほうがいいでしょう。

実家を維持するのか?それとも賃貸として貸し出すのか?不動産を売ってしまうのか? いざというとき、露頭に迷わないようにしっかりと知識だけでも準備しておきましょう。

平成25年住宅・土地統計調査(速報集計)の結果では、空き家数が820万戸、空き家率が13.5%となっており、この数字は今後も伸びていくと予想されています。

2015年5月26日からは「空家等対策の推進に関する特別措置法」も施行されましたし、空き家を放置しておくと大変なことになります。