遺産が多ければ多いほど、骨肉の争いが大変なんだろうななんて、悠長に構えてられないようですよ。
というのも、遺産相続で揉めるのは不動産が絡んでくるケースが最も多いのだそうで、その中でも高額な不動産での争いよりも、相続税がかからない程度の不動産や預貯金したないような場合のほうが多いのだそうです。
テレビや映画などでは、莫大な遺産によって遺族の争いが起こるなんてのが一般的なんですけど、現実には相続税のかからないもの、3000万円以下の相続財産が1番もめることが多いのだとか。
まぁ、こういった場合、しっかりと遺言書を残しておくことが大切なのですが、どうやら遺言書が残っていたとしても問題は起こるようです。
というのも、遺産相続問題と関わることなのですが、高齢化が進んでいる日本では、介護・痴呆などの問題もからんできて、遺言書を作っていたとしても、その遺言書自体を疑われることになり、「認知症だったので、勝手にかかされたのではないか?」といって遺言の無効を主張してくるようなケースもあるのだとか。
でもこれって、どうなんでしょうかね?
とにもかくにも、亡くなった方のそばにいた人を最優先すべきだとは思いますし、亡くなってから急に実家に顔を出して、遺産相続に名乗りを上げるような輩には、なんにもいう権利なんてないと思うんですけどね。
とはいえ、この遺産相続には、もっともっと私達が想像もつかないような事例って、たくさんあるのでしょうね。